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榛名山・黒岩 [クライミング]

2016年7月19日(火)

※1年後に再訪しました。 →1年後の榛名山・黒岩


群馬県の榛名山・黒岩(南面)に、クライミングの練習に行ってきました。

ネット上には榛名山・黒岩に限らずクライミングのレポートがたくさんありますが、
経験者によるものが多く、クライミングの初心者には用語も難しすぎます。

「初心者の成長の軌跡」を標榜する本サイトでは、初心者目線でまとめてみたいと思います。

※クライミングは経験者と行くと思います。
 あくまでも「こんなものなのね」とイメージをつかむ参考にしてください。


参考までに、ビール隊長の現時点でのクライミング経験値は、こんなものです。
 
 ・ゲレンデ 8回(日和田山、鷹取山など)
 ・ボルダリングジム 8回


■今回、登った岩のルート

 ピラミッドフェイス: トップロープ
 岳友会: 見学 (^^;
 西 稜: リード(セカンド)
 ヤンキー:見学 (^^;


■岩場までのアプローチ

県道28号(高崎東吾妻線)は7月末まで、のり面工事のため自動車進入禁止となっていました。
そのため、通行止めゲートの外側に車を停め、約1時間歩きました。

事前に群馬県の通行規制情報で確認しておくべきでした。

通常は、ここに車を停めると良さそうです。
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24番カーブのガードレールの脇から入場?します。
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踏み跡を歩きます。
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8分で、最初の岩場に到着です。
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■ピラミッドフェイス

踏み跡を登ってくると、最初に登場したのが「ピラミッドフェイス」です。

いつもの日和田山に比べると、ツルッとした印象です。
でも、ピラミッドフェイスはクラックが多く、そこを手足のホールドにしながら登りました。

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下から見ているとホールドが多く楽勝に思えたのですが、
登ってみると思った以上にホールドが小さかったです。

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何度も「落ちる〜!」と思いながらも、なんとかテラスまで上がりました。

ルートを変えながら、3本登りました。


■岳友会ルート

ピラミッドフェイスのテラスから始まるのが悪友(5.10b)と岳友会ルート(5.9)です。

ビール隊長は迷わず、先輩たちの見学に徹します。

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傍観者になったら、「百合が奇麗だな〜♪」と感じ入る心の余裕ができました。


■岩質

このあたりの岩は、榛名火山から噴出した火山灰が体積してできた凝灰岩だそうです。
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■西稜

西稜に向かいます。
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分かりにくいですが、オレンジ色のロープをリードで張ってもらいました。
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上のテラスでマルチピッチの練習をします。
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宙に浮いてるみたいです。
やっと日和田山の高度感に慣れてきたのに、
この高度感に慣れるにはまだまだ先のことになりそうです。
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高度1,000m、このカラビナに2名分の命がかかっています。
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このテラスに立ってます。
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眺めは良いんですがね、楽しんでる余裕がありません。
「眺めを見るなら、展望台で十分ではないか!」と思いました。
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高度感に慣れていないため、上半身が岩に張り付いていますね。
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ここがトップ。先ほどのテラスからはすぐです。
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ここでモモンガが体を翻し、飛び立っていくのを見ました。

こちらは、モモンガの白骨っぽいです。
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懸垂下降で降ります。
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■ヤンキー

こちらがヤンキーです。
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初心者の自分は、トップロープを張ってもらい登ります。
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先輩方はマルチで登って行きました。
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「支点の間隔が離れているところがヤンキーだな」とはリーダーの弁。


■おまけ

ブナの木に、こんなさなぎを見つけました。
P7195313.jpg

ネット検索すると、どうやらアカスジコケガという蛾の繭のようです。
木の枝で触ってみると、まるで鋼(はがね)で出来たように、
頑丈でビクともしませんでした。

すごいものを作り上げるものだと感心です。


■後記

・日和田山の高度感にやっと慣れてきて、岩の途中でじっくりと粘りながら
 次の一手(一足?)を考えることができるようになってきたところでした。

 しかし岩の種類が違うと、また感じが違ってくるんですね。

 マルチピッチはテラスでビレイをするのですが、今回はまだ広めのようです。
 セルフビレイを信じて身を託せるようになるには、もっと回数を重ねないと。

 またまた、課題のみつかったクライミングでした。

※1年後の再訪記録はこちらです。 →1年後の榛名山・黒岩


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