クマ避けスプレー [用品]
岩木山(青森県)に行くにあたり、初めてクマ避けのスプレーを購入しました。東北の山っていうと、いかにもクマが出そうな感じがします。2016年には秋田県で立て続けにクマによる被害が発生、被害者の多くがタケノコ(根曲り竹)を取りにきた地元の人たちでした。
で、近所の用品店で購入しました。高いんですよ、これが。10,700円しました。頻繁に使うものでもないから、保険代と思えばこんなものかな。
購入時には氏名・住所を記入し、身分証明書で確認を取られます。街中などで催涙スプレーを噴射する輩がいるので、警察から求められるそうです。
さて、スプレーはザックの中に入れておいても意味がないので、すぐに取り出せるところに身につけておきます。専用のホルスターも販売されていますが、ショップの親父さんが「あんな高いホルスターなんていらないよ。ドリンクホルダーでいいんだよ」と勧めてくれたので、使わずに持っていたペットボトルのホルダーで代用しました。
これでザックのショルダーベルトに取り付けることができました。こんな感じ。
右利きのビール隊長は、手にしやすいように左側のベルトに装着しています。
このスプレーですが、写真を見てみなさんはこのボトルをどのように持つでしょうか?私は最初、ピストルを持つ要領で、ボトルを右手で握りしめ人差し指をボトル上部の輪っかに差し込んでみました。
しか〜し、これだと大変な悲劇に逢うのであります。なんと、スプレーは勢いよく自分めがけて噴射されてしまうのです。
あっ、私はそんな目にあいませんよ、事前に説明書を念入りに読んでますから。
正しい持ち方はこちらです。
安定感はないし、ラベルの正面は反対側を向いてしまっているしで、これで本当に良いの?って感じです。
運悪く熊に遭遇してしまった時に、こいつを円滑にホルダーから抜いてピシャーッとタイミングよく吹きかけるには、身体に覚えこませる必要がありそうです。
使用にあたっては、もう一つ関門があります。セーフティロックを外さないといけないんですね。
クマと遭遇したら瞬間的に、
①ホルスターからスプレーを抜き、正しく持つ(正しく持って抜く)
②セーフティロックを外す
③クマを噴射できる距離まで引き寄せる
④噴射する!
ということができるのでしょうか。
最近は、山を歩きながら①を練習しています。そんな怪しい奴を見かけたら、それはビール隊長です。
2017-10-24 14:36
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