安達太良山・会津磐梯山 [山行]
2016.10.15(土)〜16(日)
クラツーの北アルプスに登り隊で知り合ったメンバー5名で、
紅葉の安達太良山と会津磐梯山に行ってきました。
抜群の紅葉の時期に快晴に恵まれました。
■行程
初 日: 奥岳登山口から安達太良山、鉄山、箕輪山、鬼面山を縦走し、
新野地温泉に宿泊します。
2日目: 猪苗代登山口から磐梯山に登り、八方台登山口から下山します。
■アプローチ
▼東京〜奥岳登山口
東京駅から郡山駅までは、東北・北海道新幹線(6時4分発のやまびこ41号)を利用。
郡山駅で東北本線に乗り換え、二本松駅で下車します。
Tips 1:郡山〜二本松は410円です。郡山駅で精算しておくと、後がスムーズです。
Tips 2:東北本線は先頭車両(郡山駅で階段をすぐ降りたところ)に乗車しましょう。
二本松駅から季節運行の奥岳シャトルバスに乗車(500円)、終点で下車します。
乗車時間は約50分です。
Tips 3:奥岳シャトルバスの運行案内(2016年)は→こちらです。
▼新野地温泉〜猪苗代登山口
猪苗代タクシーを利用しました。
紅葉の時期なので、2ヶ月ほど前に電話予約し、利用前々日に予約確認しました。
タクシー料金: 10,120円、 乗車時間:34分
Tips 4:タクシーはベンチシートなので、最大6名が乗車できそうです
(今回は5名で2台、配車してもらいました)。
▼八方台登山口〜磐梯町
こちらも、猪苗代タクシーを事前に予約しておきました。
タクシー料金: 5,900円、 乗車時間:27分
▼磐梯町〜東京
磐梯町から磐越西線で郡山駅に出て、東北・北海道新幹線(やまびこ146号)に乗車。
■山行記録
■初日:二本松〜安達太良山〜新野地温泉
二本松駅を降りると、バス停から安達太良山(乳首山)が見えています。
奥岳シャトルバスは立ち席を含めて満席で、増便していました。
【08:57】奥岳登山口
普段はゆっくりと時間調整する岳温泉をすぐに発車したので、
40分ほどで到着しました。
【09:06】あだたら山ロープウェイ
ロープウェイのチケット購入で列に並びます。
モンベルカードがあると、割引を受けられます。
(片道:1,000円→900円、往復:1,700円→1,500円)
ロープウェイは、このゲレンデ斜面を上っていきます。
よっ!赤くなってますね。
乳首山は登山者でいっぱいです。
【11:09】安達太良山 山頂
【12:15】
昼食をはさんで、牛ノ背、馬ノ背を経て鉄山に向かいます。
沼ノ平。
1997年、硫化水素を吸い込んで4名の方が命を失うという不幸な事故がありました。
安達太良山から鉄山に向かう道は稜線上で、時には霧が出たり強風が吹いたりします。
事前情報により先に潜む危険を知り、状況によっては撤退する判断が大切です。
秋元湖でしょうか、まるで中国の大河のように見えました。
【12:35】
鉄山に向かいます。
人気のくろがね小屋が見えます。
【12:42】
鉄山の頂上に人が立っています。
【12:57】
明日登る磐梯山が見えました。
【13:03】
鉄山避難小屋。
とても綺麗ですが、トイレはありません。
【13:06】
次は箕輪山を目指します。
歩きやすかった安達太良山と違い、こんな道になります。
紅葉にみとれる三人。
【13:51】
箕輪山の山頂。
【14:14】
鬼面山までは、滑りやすい道が続きます。
地図には「きめんざん」と振りがながありますが、
地元の人は「おにづらやま」と呼んでいました。
【14:51】
【15:05】
鬼面山の最後の登りです。
【15:09】
鬼面山。
新野地温泉の湯煙が見えてきました。
【15:27】
ブナっ子道を歩きます。 気持ち良〜い!
相模屋旅館の野天風呂は、目の前で湯煙がジェット音をたてて立ち上がっています。
お湯は乳濁色で、足を一歩つけた途端に、ピリリッと感じます。
長湯をすると疲れてしまうぐらいです。
■2日目:会津磐梯山〜磐梯町
【07:22】
猪苗代スキー場の登山口です。
見えているのが磐梯山です。
磐梯山の山小屋には、トイレがありません。
携帯トイレを200円で購入し、使用済みをここに廃棄します。
ゲレンデ沿いを歩きます。
振り返ると、田んぼの上に雲海が出ています。
ロープウェイをくぐるこの辺は、坂が急斜面になっていてきついです。
【08:40】
雲海が晴れて、湖が登場です。
【08:42】
ここから、いよいよ登山道の始まりです。
【08:51】
天の庭。
【09:19】
【10:07】
桧原湖(ひばらこ)が見えます。
桧原湖は、この周辺にある300を超す湖沼と同じく、1888年の磐梯山の噴火による
山体崩壊によりできたそうです。
西吾妻山の斜面に見える蝶の形は、グランデコスノーリゾートのスキー場です。
【10:16】
櫛ヶ峰。
「磐梯山」は、磐梯山本峰、櫛ヶ峰、赤埴山の3座を指すそうです。
【10:31】弘法清水小屋
トイレはありません。
【10:33】岡部小屋
弘法清水小屋のすぐ隣にあります。こちらも、トイレはありません。
【10:37】
ここから山頂に向かいます。
狭く滑りやすい道なので、紅葉客で渋滞します。
【10:54】
こちらは裏磐梯猫魔のスキー場(多分)。
【11:05】
やっと山頂です。
山頂にも岡部小屋があります。
突き出た枝が多いので、頭をぶつけないように注意!
【12:51】
中の湯。 十数年前まで営業していた温泉です。
面白い雲が出ていました。
【13:09】
八方台登山口に降りてきました。
■ビール隊長の一杯
下山後、磐梯町駅近くの「磐梯そば道場」で食事をしました。
ここ、会津でいただくのは「高遠そば」だそうです。
会津藩主だった保科正之(2代将軍の四男)がそば好きで、
高遠からそばを持ち込んだそうです(難しいことはよく分からん)。
わさびやネギは使わず、辛味大根を麺つゆにいれて食べるのですが、これがいける。
それに、日本酒ってあうんだなぁ〜!
お店の外からも、磐梯山がデ〜ンと見えてました。格好いいっ!
■後記
・普段はハードな山登りをしている人も、それなりの人も(^^、
久しぶりに顔を合わせてのんびりと、楽しく行ってきました。
お互いの実力が分かっているので、安心でした。
今回は温泉泊なので、夜は当然のように宴会となりました。
年内の山行を約束して散会となりました。
・猪苗代タクシーの運転手さんは、とても楽しい方でした。
明るく笑いながら、道中に色々な話を聞かせてくれました。
自身も山登りが趣味で、会津百名山に挑戦しているそうです。
・「そば道場」のご主人は、「そば」による地域興しをしている方です。
そばを食べ終わってから、そば屋のとなりの駅の道でのんびりと買い物を楽しんでいたら、
「汽車の時間に間に合わないだろ。クルマに乗りなさい」
と駅まで送ってくれました。
タクシーのS藤さん、そば道場のH川さんと、会津の人の温かさに触れた旅でした。
クラツーの北アルプスに登り隊で知り合ったメンバー5名で、
紅葉の安達太良山と会津磐梯山に行ってきました。
抜群の紅葉の時期に快晴に恵まれました。
■行程
初 日: 奥岳登山口から安達太良山、鉄山、箕輪山、鬼面山を縦走し、
新野地温泉に宿泊します。
2日目: 猪苗代登山口から磐梯山に登り、八方台登山口から下山します。
■アプローチ
▼東京〜奥岳登山口
東京駅から郡山駅までは、東北・北海道新幹線(6時4分発のやまびこ41号)を利用。
郡山駅で東北本線に乗り換え、二本松駅で下車します。
Tips 1:郡山〜二本松は410円です。郡山駅で精算しておくと、後がスムーズです。
Tips 2:東北本線は先頭車両(郡山駅で階段をすぐ降りたところ)に乗車しましょう。
二本松駅から季節運行の奥岳シャトルバスに乗車(500円)、終点で下車します。
乗車時間は約50分です。
Tips 3:奥岳シャトルバスの運行案内(2016年)は→こちらです。
▼新野地温泉〜猪苗代登山口
猪苗代タクシーを利用しました。
紅葉の時期なので、2ヶ月ほど前に電話予約し、利用前々日に予約確認しました。
タクシー料金: 10,120円、 乗車時間:34分
Tips 4:タクシーはベンチシートなので、最大6名が乗車できそうです
(今回は5名で2台、配車してもらいました)。
▼八方台登山口〜磐梯町
こちらも、猪苗代タクシーを事前に予約しておきました。
タクシー料金: 5,900円、 乗車時間:27分
▼磐梯町〜東京
磐梯町から磐越西線で郡山駅に出て、東北・北海道新幹線(やまびこ146号)に乗車。
■山行記録
■初日:二本松〜安達太良山〜新野地温泉
二本松駅を降りると、バス停から安達太良山(乳首山)が見えています。
奥岳シャトルバスは立ち席を含めて満席で、増便していました。
【08:57】奥岳登山口
普段はゆっくりと時間調整する岳温泉をすぐに発車したので、
40分ほどで到着しました。
【09:06】あだたら山ロープウェイ
ロープウェイのチケット購入で列に並びます。
モンベルカードがあると、割引を受けられます。
(片道:1,000円→900円、往復:1,700円→1,500円)
ロープウェイは、このゲレンデ斜面を上っていきます。
よっ!赤くなってますね。
乳首山は登山者でいっぱいです。
【11:09】安達太良山 山頂
【12:15】
昼食をはさんで、牛ノ背、馬ノ背を経て鉄山に向かいます。
沼ノ平。
1997年、硫化水素を吸い込んで4名の方が命を失うという不幸な事故がありました。
安達太良山から鉄山に向かう道は稜線上で、時には霧が出たり強風が吹いたりします。
事前情報により先に潜む危険を知り、状況によっては撤退する判断が大切です。
秋元湖でしょうか、まるで中国の大河のように見えました。
【12:35】
鉄山に向かいます。
人気のくろがね小屋が見えます。
【12:42】
鉄山の頂上に人が立っています。
【12:57】
明日登る磐梯山が見えました。
【13:03】
鉄山避難小屋。
とても綺麗ですが、トイレはありません。
【13:06】
次は箕輪山を目指します。
歩きやすかった安達太良山と違い、こんな道になります。
紅葉にみとれる三人。
【13:51】
箕輪山の山頂。
【14:14】
鬼面山までは、滑りやすい道が続きます。
地図には「きめんざん」と振りがながありますが、
地元の人は「おにづらやま」と呼んでいました。
【14:51】
【15:05】
鬼面山の最後の登りです。
【15:09】
鬼面山。
新野地温泉の湯煙が見えてきました。
【15:27】
ブナっ子道を歩きます。 気持ち良〜い!
相模屋旅館の野天風呂は、目の前で湯煙がジェット音をたてて立ち上がっています。
お湯は乳濁色で、足を一歩つけた途端に、ピリリッと感じます。
長湯をすると疲れてしまうぐらいです。
■2日目:会津磐梯山〜磐梯町
【07:22】
猪苗代スキー場の登山口です。
見えているのが磐梯山です。
磐梯山の山小屋には、トイレがありません。
携帯トイレを200円で購入し、使用済みをここに廃棄します。
ゲレンデ沿いを歩きます。
振り返ると、田んぼの上に雲海が出ています。
ロープウェイをくぐるこの辺は、坂が急斜面になっていてきついです。
【08:40】
雲海が晴れて、湖が登場です。
【08:42】
ここから、いよいよ登山道の始まりです。
【08:51】
天の庭。
【09:19】
【10:07】
桧原湖(ひばらこ)が見えます。
桧原湖は、この周辺にある300を超す湖沼と同じく、1888年の磐梯山の噴火による
山体崩壊によりできたそうです。
西吾妻山の斜面に見える蝶の形は、グランデコスノーリゾートのスキー場です。
【10:16】
櫛ヶ峰。
「磐梯山」は、磐梯山本峰、櫛ヶ峰、赤埴山の3座を指すそうです。
【10:31】弘法清水小屋
トイレはありません。
【10:33】岡部小屋
弘法清水小屋のすぐ隣にあります。こちらも、トイレはありません。
【10:37】
ここから山頂に向かいます。
狭く滑りやすい道なので、紅葉客で渋滞します。
【10:54】
こちらは裏磐梯猫魔のスキー場(多分)。
【11:05】
やっと山頂です。
山頂にも岡部小屋があります。
突き出た枝が多いので、頭をぶつけないように注意!
【12:51】
中の湯。 十数年前まで営業していた温泉です。
面白い雲が出ていました。
【13:09】
八方台登山口に降りてきました。
■ビール隊長の一杯
下山後、磐梯町駅近くの「磐梯そば道場」で食事をしました。
ここ、会津でいただくのは「高遠そば」だそうです。
会津藩主だった保科正之(2代将軍の四男)がそば好きで、
高遠からそばを持ち込んだそうです(難しいことはよく分からん)。
わさびやネギは使わず、辛味大根を麺つゆにいれて食べるのですが、これがいける。
それに、日本酒ってあうんだなぁ〜!
お店の外からも、磐梯山がデ〜ンと見えてました。格好いいっ!
■後記
・普段はハードな山登りをしている人も、それなりの人も(^^、
久しぶりに顔を合わせてのんびりと、楽しく行ってきました。
お互いの実力が分かっているので、安心でした。
今回は温泉泊なので、夜は当然のように宴会となりました。
年内の山行を約束して散会となりました。
・猪苗代タクシーの運転手さんは、とても楽しい方でした。
明るく笑いながら、道中に色々な話を聞かせてくれました。
自身も山登りが趣味で、会津百名山に挑戦しているそうです。
・「そば道場」のご主人は、「そば」による地域興しをしている方です。
そばを食べ終わってから、そば屋のとなりの駅の道でのんびりと買い物を楽しんでいたら、
「汽車の時間に間に合わないだろ。クルマに乗りなさい」
と駅まで送ってくれました。
タクシーのS藤さん、そば道場のH川さんと、会津の人の温かさに触れた旅でした。
2016-10-25 09:00
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