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山で使うカメラ [用品]

山に携帯するカメラとして、以前はソニーのα5000を使っていました。

α5000.jpg

ミラーレスで、使い回しの良いカメラでした。

購入当初は、ポシェットに収納してザックに取り付けることを考えました。

しかしポシェットに入れるにしては図体がでかいこと、
そして山を歩きながら撮影スポットを目にしたら瞬時に撮影したいことから、
首からたすき掛けにして持ち運ぶこととなりました。

雨が降ってきたら、レンズを下向きにして脇で挟み保護していました。

そんな使い方をして1年ほど経ったとき、撮影した写真を見ると
滲んだシミのようなものが映り込んでいるのに気がつきました。

レンズにゴミでもついているのかな?と思い吹いてみましたが、改善しません。

購入した○ドバシカメラに持ち込むと、
 「本体側にゴミが入っているのでは?」
とのことで、レンズを外してブロアーで掃除してくれました。
それでも良くならないので、ソニーショップで診てもらうことになりました。

銀座のソニーショップにカメラを預け、後日、見積もりが出てきました。

なんと、修理代が 約5万円! だというのです。

「そんなはずはない!」
と思い確認してみると、本体の基板の腐食、ならびにレンズの自動フォーカス機能が
劣化していて全交換が必要だとのことでした。

基板の腐食は、カメラ本体の上部にあるアクセサリーシューから雨水が侵入したもの、
レンズの劣化は回転部分から微小な砂などが入り込んだことによるもの、
と推測されました。

そこで購入したのが、オリンパスの STYLUS TG-870 Toughです。

tough.jpg

山では、持っている人をよく見かけます。

エベレスト登頂時に三浦雄一郎遠征隊も 携帯したというぐらいなので、
暑かろうが寒かろうが電池が放電することもなく快調です。
雨に濡れても、今のところ問題は発生していません。

50cmほどのヒモを通し、肩からたすき掛けにしています。
クライミング時には、そのままハーネスのギアラックに押し込んで固定しています。
(ギアラックに直接かけて、傷だらけにして使っている人を見たこともあります)

しかし、どんな製品にも欠点はあるのですね。

次のような不満があります。

・シャッターが押しづらい

 シャッターボタンが小さい上に、突起していません。
 指先を押し込んで撮影するイメージです。
 大きな手袋をする冬の時期には、すごく操作しにくいです。
 「撮ったぞ〜!」と思ったら、撮れていなかったことが何回あったことか。

・レンズカバーがない。

 レンズは取り外しができない形状ですが、せめてはめ込み型のカバーが欲しいところです。
 雨が降ってくると濡れるに任せるしかありません。
 もちろん、誤ってレンズに触って汚すこともあります。

・レンズが本体の中央に位置していない。

 撮影時、カメラを持つ手の指先が入り込んでしまうことがよくあります。
 特に大きな手袋をする冬の時期は、よく発生します。
 なぜか、レンズから遠い右手も入り込むことがあります。
 レンズは、やはり中央部がよろしいようで。

・充電プラグが独自形状である。

 旅先で充電しようと手元にある充電器で試してみたらはまらない。
 大型店に駆け込んでみたものの、在庫はなく取り寄せとのこと。
 どうもコンデジの世界は、この手の規格が標準化されていないようです。

・充電時に側面カバーを開けて、充電プラグを差し込まないといけない。
 側面カバーを開けるにはロックを2つ外す必要があり面倒臭いのです。
 でも、充電ソケットを露出させておくと、そこから水が侵入しますよね・・・。

・モードダイヤルが操作しづらい。

 撮影モードを切り替えるダイヤルがあるのですが、
 半径が小さい上に回転が固めで回しにくい。
 雨や汗で濡れていると、なおさら操作しづらい。


シャッターの大きさとレンズについての不満2点は、かなり致命的です。

と思いながらも、ベターな製品がないので、STYLUSを持ち出す日々です。


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