座・北アルプス塾(古賀志山) [訓練]
2016.1.10(日)〜11(月・祭)
座・北アルプス塾第4期生の第4回に行ってきました。
行き先は栃木・宇都宮にある古賀志山(こがしやま)です。
御岳と赤岩岳をまとめて「古賀志山」と総称することもあるようです。
赤岩岳にはパラグライダーのランディング場があります。
古賀志山の標高は583mですが、岩場が多く、クライミングの練習場にもなっています。
今回の参加者は、23名でした。
なお、都内からのバスには1〜3期の10名も乗車して移動しました。
■古賀志山
一番右の肩の部分が東稜(とうりょう)、その左が古賀志山です。
一番左(ネットにかかっている部分)が赤岩岳です。
緑色のランディング場も見えています。
赤川ダム周辺はジョギングや散歩を楽しむ人で、ほのぼのしています。
真冬だというのに気温が高く、歩いただけで汗ばんできました。
登山道は昨年9月の関東・東北豪雨で荒れています。
北コースには自己責任で立ち入ります。
2日目は東稜(とうりょう)から古賀志山に向けて歩きます。
古賀志山は「NPO法人 古賀志山を守る会」が環境整備を行っています。
この道標も当会の製作です。
携帯のアンテナが立っているのが古賀志山の頂上です。
東稜には70歳代以上の先輩方が6〜7名、休憩されていました。
それぞれ単独登山のようですが、仲良くお話をされていました。
「この山は年金生活者ばかりが登るから、年金山と呼ばれてるんだ」
という貴重な?お話も聞けました。
■練習内容
参加者が23名と多く、十分な練習量をこなすことができませんでした。
岩場の難度も低く、ロープ確保がなくても登ることはできます。
<初日>
・プルージック確保によるクライムアップ×2
・フェラータ架け替えによるクライムアップ×1
<2日目>
・プルージック確保によるクライムアップ×1
・トップロープによるクライムアップ×1
・ロープワーク
(ダブルフィッシャーマンズ、クローブヒッチ、フィギュアエイトフォロースルー)
■注意点
●クライミング時
・岩場で移動したときは、安定した、滑らないところに足を置くこと。
・クライミングでは、安定してから次のムーブを起こすこと。
安定する前に動いてはいけない(バランスを崩す)。
・一歩はなるべく小さ目にする。足は広げない(起立の姿勢時の膝より上にあげない)。
・岩場にはつま先で立つ。サイドや土踏まずでは立たない。
・プルージックを移動させるときは、全体を握って動かさないこと。
人間は落ちるときに握ってしまうもの。プルージックを握ると制動がきかない。
2本指で押し上げる感じで動かすこと。
●支点の通過
先行者の先にロープがカラビナ(ヌンチャク)を通っています。
写真では分かりにくいですが、カラビナは2つ重ねてつけられています。
プルージックを外さずにここを通過するには、カラビナを1個ずつ外して、
プルージックを移動させます。
カラビナを同時に2個外すと、フィックスロープが逃げてしまいます。
■プルージックコードの収納方法
プルージックコードによる確保が終了したら、コードをその場でギアラックに収納します。
①コードを2重の輪にします。
結び目のない側を持って、ギアラックの下から上に通します。
②写真のように通します。
③これで完了。
使うときは結び目を持って上に引けば、片手でほどけます。
■本日の一杯
初日は宿泊した森湖館でカンパ〜い!
そして2日目は、温泉施設「華ゆらり」の食堂で。
お疲れさまでした〜!
■補足
当日、別行動中の班の参加者が滑落する事故が発生しました。
幸い大事には至らなかったようですが、他の参加者への情報開示含めて、
オペレーションに問題ありと感じました。
(下野新聞1月11日 13:19)
11日午前11時55分ごろ、宇都宮市古賀志町、赤岩山で登山中の女性が滑落し負傷したと消防通報があった。
宇都宮中央署によると、女性は左足首を骨折した。
※身元が特定される記述を一部、削除しました。
座・北アルプス塾第4期生の第4回に行ってきました。
行き先は栃木・宇都宮にある古賀志山(こがしやま)です。
御岳と赤岩岳をまとめて「古賀志山」と総称することもあるようです。
赤岩岳にはパラグライダーのランディング場があります。
古賀志山の標高は583mですが、岩場が多く、クライミングの練習場にもなっています。
今回の参加者は、23名でした。
なお、都内からのバスには1〜3期の10名も乗車して移動しました。
■古賀志山
一番右の肩の部分が東稜(とうりょう)、その左が古賀志山です。
一番左(ネットにかかっている部分)が赤岩岳です。
緑色のランディング場も見えています。
赤川ダム周辺はジョギングや散歩を楽しむ人で、ほのぼのしています。
真冬だというのに気温が高く、歩いただけで汗ばんできました。
登山道は昨年9月の関東・東北豪雨で荒れています。
北コースには自己責任で立ち入ります。
2日目は東稜(とうりょう)から古賀志山に向けて歩きます。
古賀志山は「NPO法人 古賀志山を守る会」が環境整備を行っています。
この道標も当会の製作です。
携帯のアンテナが立っているのが古賀志山の頂上です。
東稜には70歳代以上の先輩方が6〜7名、休憩されていました。
それぞれ単独登山のようですが、仲良くお話をされていました。
「この山は年金生活者ばかりが登るから、年金山と呼ばれてるんだ」
という貴重な?お話も聞けました。
■練習内容
参加者が23名と多く、十分な練習量をこなすことができませんでした。
岩場の難度も低く、ロープ確保がなくても登ることはできます。
<初日>
・プルージック確保によるクライムアップ×2
・フェラータ架け替えによるクライムアップ×1
<2日目>
・プルージック確保によるクライムアップ×1
・トップロープによるクライムアップ×1
・ロープワーク
(ダブルフィッシャーマンズ、クローブヒッチ、フィギュアエイトフォロースルー)
■注意点
●クライミング時
・岩場で移動したときは、安定した、滑らないところに足を置くこと。
・クライミングでは、安定してから次のムーブを起こすこと。
安定する前に動いてはいけない(バランスを崩す)。
・一歩はなるべく小さ目にする。足は広げない(起立の姿勢時の膝より上にあげない)。
・岩場にはつま先で立つ。サイドや土踏まずでは立たない。
・プルージックを移動させるときは、全体を握って動かさないこと。
人間は落ちるときに握ってしまうもの。プルージックを握ると制動がきかない。
2本指で押し上げる感じで動かすこと。
●支点の通過
先行者の先にロープがカラビナ(ヌンチャク)を通っています。
写真では分かりにくいですが、カラビナは2つ重ねてつけられています。
プルージックを外さずにここを通過するには、カラビナを1個ずつ外して、
プルージックを移動させます。
カラビナを同時に2個外すと、フィックスロープが逃げてしまいます。
■プルージックコードの収納方法
プルージックコードによる確保が終了したら、コードをその場でギアラックに収納します。
①コードを2重の輪にします。
結び目のない側を持って、ギアラックの下から上に通します。
②写真のように通します。
③これで完了。
使うときは結び目を持って上に引けば、片手でほどけます。
■本日の一杯
初日は宿泊した森湖館でカンパ〜い!
そして2日目は、温泉施設「華ゆらり」の食堂で。
お疲れさまでした〜!
■補足
当日、別行動中の班の参加者が滑落する事故が発生しました。
幸い大事には至らなかったようですが、他の参加者への情報開示含めて、
オペレーションに問題ありと感じました。
(下野新聞1月11日 13:19)
11日午前11時55分ごろ、宇都宮市古賀志町、赤岩山で登山中の女性が滑落し負傷したと消防通報があった。
宇都宮中央署によると、女性は左足首を骨折した。
※身元が特定される記述を一部、削除しました。
2016-02-13 05:50
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