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一年を振り返って [その他]

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この一年間、山でお世話になった方々、ありがとうございました。

年末にあたり、この一年の山行を振り返ってみたいと思います。

昨年は登山を始めて2年目でしたが、10月にツアー参加した八ヶ岳(阿弥陀岳・赤岳から硫黄岳への縦走)で体力不足を痛感しました。

どこかの記事で「山は経験年数ではなく、年間で何日間、山に入っているかだ」ということを目にしました。

「よし、じゃあ今年はできるだけ登ってみよう」と思い、とりあえず40日間は山に行ってみようという目標をたてました。

しかし冬山に毎週行くことができたので、
「だったら年間通して、毎週山にいってやろうじゃないか」
と決めました。

こうして周囲の人にあえて「毎週、山に行ってます」と宣言することで、自分の気を引き締めました。

しかし、9月に風邪をこじらせてドクターストップがかかり、この月はたった2日間しか山に行くことができませんでした。

とは言え、年末までに84日間も山に入ることができました。
もちろんこれより多くの日数、山に入る方もおられるでしょう。
しかし、9月以外は毎週、山に出かけることができたのは、家族、仲間、そして自分の健康に感謝です。


■振り返り

1〜3月
・1月から3月にかけては雪山を中心に登りました。
 前年はクラツーの「雪山に登り隊」で雪山を始めましたが、今年が本格的な雪山デビューでした。
 1月には八ヶ岳の天狗岳と硫黄岳にチャレンジしましたが、強風のため登頂できず、
 3月に再挑戦しました。
 毎週通ったことで、12枚アイゼンの使い回しにも慣れてきました。
 2月に行った奥多摩の鷹ノ巣山では、軽アイゼンで稲村岩尾根の雪の深さに悩まされました。

4月
・4月からは、単独行で山に登る機会を増やしました。
 この頃になると、「毎週登ってんだから、体力ついてきただろう」といい気になっていました。
 確かに基礎体力はついてきましたが、安定感が出てきたのは秋口ぐらいになってからの印象です。
 
6月
・6月には、北アルプスに本格デビューしました。
 7月下旬に槍ヶ岳に登る前哨戦として、常念岳そして燕岳にパートナーと2名で登りました。
 これまでは山小屋泊はツアーでしか行ったことがありませんでしたが、
 初めて自分で小屋の予約をしました。
 ガイドなしで長距離を歩くことで、ペース配分や足の置き方などいろんなことを
 考える経験になりました。

7月
・7月には雲取山に日帰りで行き、体力がついていることを確認しました。
 そして遂に憧れていた槍ヶ岳に登頂!
 押切もえさんの映像を見ていたのでビビっていましたが、スルスルと登ることができました。
 垂直なハシゴ、肩の小屋、そしてグリーンバンド、いずれもが新鮮でした。
 遠くからはその存在感を強く主張している槍ヶ岳が、目の前にすると意外と小さいのも驚きでした。

8月
・8月はガンガン登るぞ!と八ヶ岳の麓で待機していたのですが、雨が多く行けずじまい。
 この頃から檜原村方面に足を伸ばすようになりました。
 また、丁寧な歩き方を心がけるようになったのもこの頃だったでしょうか。

9月
・9月は風邪をこじらせて、2回しか山に入れませんでした。
 夏の時期に北アルプスにあまり行くことができず、今思うと失敗だったなと思います。

10月
・10月には仲間に誘われて劔岳に挑戦しました。
 この時期に行った人たちは強風のために途中で引き返した人が多い中、
 幸運にも1回のチャレンジで登頂できました。
 しかし、あっさりと登ってしまったことで、次なる目標を失ってしまったのもこの時期です。
 一方で、ガイドにお願いしてロープを使った練習を始めることができ、
 次の目標設定に向けて踏み出しました。

来年がみなさまにとっても良い一年でありますように!
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