裏妙義・ロックガーデン(登山教室) [訓練]
2015.12.23(水・祭)
ガイドにお願いしている登山教室(第4回)で、群馬県の裏妙義にある
ロックガーデンに行ってきました。
ロックガーデンはロープ練習に適した岩場です。
JR信越本線の横川駅から車で約10分ほどで駐車場に車をとめ、さらに10分ほど歩きます。
■ロックガーデン
懐かしい配色の電車ですね、「湘南色」と呼ばれているそうです。
横川駅前でガイドさんと落ち合います。
駅から10分ほど走ります。ここに車を置きます。4台分のスペースがあります。
地図の真ん中に「ロックガーデン」とあります。
星穴山が見えます。
壁に穴(射抜き穴、むすび穴)があいていて、そこから懸垂下降できるそうです。
ロープに自信がついたら、行ってみたいです!
ここから入山して、10分ほど歩きます。
落ち葉が深く、ズリズリと滑りながら進みます。
もう目の前です。
ジャ、ジャ〜ン!ロックガーデンに到着です。
さすがにこのシーズンでは貸し切り状態です。
夏場にはヒルが出るそうです。
■講習内容
※自分用のメモです。
①ロープワーク
フィギュアエイトフォロースルー
前回まではカラビナを使ってロープとハーネスをつないでいましたが、
今回はカラビナを使わず直接ロープをつなぐ練習をしました。
そこで使うのが フィギュアエイトフォロースルーです。
まず、エイトノットを作ります。
ロープの末端をビレイループに通し、手前の輪に下から通します。
手前の輪が「上側」を向いているように注意します。
ロープの末端を上の輪に持っていき、上から来るロープの左下から右に持ってきます。
このとき、縦方向のロープはフィギュアエイトの内側に来るようにします。
上から来るロープの左側から、上の輪の上から下に通します。
上から来るロープの右側から、上の輪の下から上に通します。
ギュッと引っ張り、弛みをなくします。
クローブヒッチ
・普通にロープをカラビナにつなぐのに使う。
・両手でロープをつかみ、同じ方向に手をひねる(パチンコの要領)。
・パンダの耳のように輪ができたら、2つの輪を重ねてカラビナにかける。
・輪の重ね方は左右の輪をそのまま平行移動させるのがコツ。
すなわち、片方の輪の裏に、もう片方の表を重ねる。
輪を裏返して両方の裏と裏を重ねるとクローブヒッチにならない。
ムンターヒッチ
・スイス人のムンターさんが発案した結び方。
ビレイデバイスの代用に使うことができる。
・カラビナにロープをかけて、片側を逆手で持つ。
・手を返して輪を作り、そのままカラビナにかけるとムンターヒッチの出来上がり。
②ムンターヒッチによる確保
ロープを引くとカラビナが反転することで、確保にも懸垂下降にもビレイデバイスの代用が可能。
③フィクスロープの張り方
・巻き道などで歩きにくい箇所ではロープを張り、ハーネスにつないだ
カラビナをかけながら歩くと安心。
・木や岩にロープを巻いていく。
安全に歩行できるところまで離れている場合は、スリングなどでそこまで届くようにする。
④肩がらみ懸垂
・長袖とグラブの準備があれば、ロープだけで懸垂下降ができる。
・ポイントはロープの屈曲を作って制動すること。
⑤カラビナの種類
・ストレートゲート
カラビナに衝撃を与えると、ゲートが微かに開いてしまう。
(ウィップラッシュ現象)
・ベントゲート
ヌンチャク(クイックドロー)のロープを通す側に使われる。
ギリギリのリーチでもロープをかけやすいという特徴がある。
・ワイヤーゲート
ウィップラッシュ現象が起こらないように改善されている。
・オーバル型
・D型
・変形D型
・HMS型
ムンターヒッチはHMS型で行う。
左から順にストレートゲート、スクリューロック、ベントゲート。
⑥スリングのまとめ方
・長いスリングをまとめるには、スリングを2〜3重の輪にして、
ねじって両端をカラビナにかけると収まりが良い。
■本日の一杯
本日もお疲れさまでした! 帰りの車内でビールをプシュッとして乾杯〜!!
ガイドにお願いしている登山教室(第4回)で、群馬県の裏妙義にある
ロックガーデンに行ってきました。
ロックガーデンはロープ練習に適した岩場です。
JR信越本線の横川駅から車で約10分ほどで駐車場に車をとめ、さらに10分ほど歩きます。
■ロックガーデン
懐かしい配色の電車ですね、「湘南色」と呼ばれているそうです。
横川駅前でガイドさんと落ち合います。
駅から10分ほど走ります。ここに車を置きます。4台分のスペースがあります。
地図の真ん中に「ロックガーデン」とあります。
星穴山が見えます。
壁に穴(射抜き穴、むすび穴)があいていて、そこから懸垂下降できるそうです。
ロープに自信がついたら、行ってみたいです!
ここから入山して、10分ほど歩きます。
落ち葉が深く、ズリズリと滑りながら進みます。
もう目の前です。
ジャ、ジャ〜ン!ロックガーデンに到着です。
さすがにこのシーズンでは貸し切り状態です。
夏場にはヒルが出るそうです。
■講習内容
※自分用のメモです。
①ロープワーク
フィギュアエイトフォロースルー
前回まではカラビナを使ってロープとハーネスをつないでいましたが、
今回はカラビナを使わず直接ロープをつなぐ練習をしました。
そこで使うのが フィギュアエイトフォロースルーです。
まず、エイトノットを作ります。
ロープの末端をビレイループに通し、手前の輪に下から通します。
手前の輪が「上側」を向いているように注意します。
ロープの末端を上の輪に持っていき、上から来るロープの左下から右に持ってきます。
このとき、縦方向のロープはフィギュアエイトの内側に来るようにします。
上から来るロープの左側から、上の輪の上から下に通します。
上から来るロープの右側から、上の輪の下から上に通します。
ギュッと引っ張り、弛みをなくします。
クローブヒッチ
・普通にロープをカラビナにつなぐのに使う。
・両手でロープをつかみ、同じ方向に手をひねる(パチンコの要領)。
・パンダの耳のように輪ができたら、2つの輪を重ねてカラビナにかける。
・輪の重ね方は左右の輪をそのまま平行移動させるのがコツ。
すなわち、片方の輪の裏に、もう片方の表を重ねる。
輪を裏返して両方の裏と裏を重ねるとクローブヒッチにならない。
ムンターヒッチ
・スイス人のムンターさんが発案した結び方。
ビレイデバイスの代用に使うことができる。
・カラビナにロープをかけて、片側を逆手で持つ。
・手を返して輪を作り、そのままカラビナにかけるとムンターヒッチの出来上がり。
②ムンターヒッチによる確保
ロープを引くとカラビナが反転することで、確保にも懸垂下降にもビレイデバイスの代用が可能。
③フィクスロープの張り方
・巻き道などで歩きにくい箇所ではロープを張り、ハーネスにつないだ
カラビナをかけながら歩くと安心。
・木や岩にロープを巻いていく。
安全に歩行できるところまで離れている場合は、スリングなどでそこまで届くようにする。
④肩がらみ懸垂
・長袖とグラブの準備があれば、ロープだけで懸垂下降ができる。
・ポイントはロープの屈曲を作って制動すること。
⑤カラビナの種類
・ストレートゲート
カラビナに衝撃を与えると、ゲートが微かに開いてしまう。
(ウィップラッシュ現象)
・ベントゲート
ヌンチャク(クイックドロー)のロープを通す側に使われる。
ギリギリのリーチでもロープをかけやすいという特徴がある。
・ワイヤーゲート
ウィップラッシュ現象が起こらないように改善されている。
・オーバル型
・D型
・変形D型
・HMS型
ムンターヒッチはHMS型で行う。
左から順にストレートゲート、スクリューロック、ベントゲート。
⑥スリングのまとめ方
・長いスリングをまとめるには、スリングを2〜3重の輪にして、
ねじって両端をカラビナにかけると収まりが良い。
■本日の一杯
本日もお疲れさまでした! 帰りの車内でビールをプシュッとして乾杯〜!!
2015-12-29 14:00
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