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座・北アルプス塾(鍬柄岳) [訓練]

2015.11.8(日)

座・北アルプス塾第4期生の第2回に行ってきました。

本来は群馬県は西上州の鍬柄岳(くわがらたけ)でロープ練習の予定でした。
しかし雨模様につき屋外練習は中止。
なんと、「からんの湯」という下仁田の入浴施設の広間を借りての屋内講習となりました。

今回の参加者は19名でした。

座・北アルプス塾ではカラビナでなく、フェラータデバイスの利用を推奨しています。
握力が不足気味な女性でも、フェラータの方が扱いやすいというのがその理由です。
(もっとも、フェラータ利用の是非については賛否があるようです。)

以下は自分用のメモです。

・カラビナはハーネスのビレイループにかけたら、そこから外さない。
 ロープ(プルージックコード)を外す際は、ロープのみを外す。
 カラビナは外さない。
 (誤って落とすのを防止するため)


■プルージックコード

・プルージックコードを結ぶには、両端を7cm以上残す。
 親指に巻き込み、2巻きする。
 2巻目は内側にする。

IMG_1780.jpg
IMG_1779.jpg

・ロープはねじれていないこと。
 ほどいたら3回ほどしごくとよい。

・コブは強く引っ張っておく。

・移動時はプルージッックを持ったまま歩かない。

・ロープにかけるには、山から谷に向けて4回巻く。
 コブを動かす際は握って動かすのではなく、コブを押し上げる感じ。
IMG_1775.jpg
IMG_1776.jpg

・移動時はコブを手の届く最も遠い所まで押し上げる。
 こうすることで弛みがなくなるので、転落距離が少なくなる。

・プルージックのついたカラビナはビレイループから外さない!
 プルージックのみを外すこと。

・未使用時はハーネスのギアラックにかけておく。
 コードを輪にして、コブじゃない方をギアラックの下から通し、輪の上から通す。
 片手で操作できるように練習しておく。

・プルージックコードをほどくには、コブからばらしていく。
IMG_1781.jpg

・プルージックコードはほどいて保管する。
 汚れたら中性洗剤で洗う。
 そのままにしておくと摩擦の効きが悪くなる。
 (砂などが入っているため)


■スリング

・掛け替え用の90cmスリング2本は、ビレイループの左右に1本ずつ取り付ける。
 (同じ側にはつけない)

・スリングが長すぎると膝にひっかかる。
 デイジーチェーンにして長さ調節をする。

・団子結びを2つ作る。
 その際、スリングの片方を伸ばし、D字型にしておく。
 そうすると、カラビナをかけた際、カラビナの位置がコブとぶつからない。

・スリングは手を伸ばした長さが良い。
 長すぎると手が届かなくて外せなくなる。


■カラビナ

・ロックを締めたら、少しだけ緩めておく。
 これをやらないと、ネジが一人でに強く絞まりすぎてしまう。
 この後、必ずロックがかかっていることを確認する。


■フェラータ

・フェラータをハーネスのギアループにかける際は、上からかける。
 (誤ってはずれるのを防止するため)

・クサリにかけたら、登る時にはフェラータよりも山側のクサリを持つ。
 (下を持つと落下時にフェラータに手が巻き込まれる)
 下る時も山側のクサリを持つ。

・移動時にフェラータを持たないこと。
 持つと転落時にロックが外れてしまう恐れがある。


■懸垂下降

・右手は絶対に離さないこと。
・左手は全て(下降器)の下から逆手でロープを持つ。


■カラビナ

・2つついているカラビナは、2つ同時に外さないこと。
 ロープが流されてしまう。

IMG_1777.jpg
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