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扇山・百蔵山 [山行]

2018年3月17日(日)

中央本線沿線シリーズで、扇山から百蔵山まで歩いてみました。
快晴に恵まれ素晴らしい富士山を楽しむことができました。


行程


鳥沢駅〜梨ノ木平〜大久保のコル〜扇沢山〜〜大久保のコル〜宮谷分岐〜百蔵山〜浄水場〜猿橋駅

ルート百蔵山.png
出典:ヤマプラ


アクセス


中央線沿線の駅は最近、なかなかモダンになっています。
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駅を出た右手に小さいけど、きれいなトイレがあります(男、女、男女共用)。
甲州街道を出たすぐに、セブンイレブンもあります。

扇山の登山口まで道標が整備されているので、迷うことなく歩くことができます。

正面に扇山が見えてきます。
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今年もこんな季節になりました。
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どこからでも、見えると嬉しい富士山。
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30分も歩くと、2番目の目的地である百蔵山も見えます。
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【09:04】
突如、登山口らしきものが現れます。
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実は、クネクネした車道を回避して直登するショートカット道でした。

【09:22】
大月カントリークラブの入り口に到着すると、そこはもう登山口。
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【09:23】
梨ノ木平扇山登山口。
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暖かい一日になりそうなので、フリースを脱いで出発準備をします。


山行記録


【09:26】
右の建物はトイレですが、怖くて中を覗くことができませんでした。
ちなみに、左の建物は管理棟で施錠されていました。
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開けているけど、不気味な感じがします。
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大月周辺を含めて山梨県内に恩賜林の面積が広いのは明治天皇のご下賜によるものだ、と書かれています。
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なぜか唐突に現れる「山椒の里」の看板ですが、意味不明・・・。
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【09:47】
幅広の歩きやすい道が続きます。
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【09:56】
これまた唐突に現れた水飲み場。
お腹が弱いので飲まないでおきますが、バケツの中の水は澄んでました。
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アスパラガスが倒れているのかと思った。
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【10:16】
しばらくつづら折れの道が続きます。
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【10:28】
木の間に富士山をみっけ!
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【10:31】
大久保のコルで尾根にぶつかりました。ここからは尾根沿いを歩けば山頂です。
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【10:37】
フェイクのピークが一つあったけど、あれが山頂のようです。
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【10:38】
絶景かな!こんな手軽に富士山を拝めて良いのでしょうか。
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山頂は中心部がクレーターのように少しえぐれていて、その周囲にベンチがあったりします。
早い時刻でしたが、富士山をおかずに昼食をとっている人が多かったです。

では続いて、百蔵山を目指します。

【11:18】
一気に下っていきます。
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どんどん直進していったら急に道幅が狭くなりました。
「!?」と思いましたが、踏み跡はあるし、こんな道はしょっちゅう歩いているので脇目もふらず進みます。

【11:37】
しかし沢沿いの道になり、トレースはなくなり、GPSを見てみると・・・
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あれれ?どこですか、ここは。

【11:45】
引き返してみると、通せん棒が置かれていました。
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地図を見ると、赤い丸のところで、道が西から北北西に大きく曲がっているところなんです。
正しくは通せん棒の手前を右に曲がり上り坂を進みます。
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間違って直進すると、これが出てきます。
これに出くわしたら引き返してください。
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【11:59】
木の麓の、人のいるところが宮谷分岐。
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【12:24】
急登を頑張って登ります。ちょっときついが、黙々と登ります。
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【12:35】
百蔵山に到着〜!
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少し霞んできて、扇山ほどにはきれいに見えていませんね。

ここも結構、広い山頂です。
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丹沢方面も一望できます。
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【13:01】
山頂に根が生えそうなので、ぼちぼち下山開始します。
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【13:09】
素敵なベンチがありますが、歩き始めたばかりなので、特に休む必要はなし。
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【13:14】
落石の多い道が続きます。実際に斜面をツツツーと石が落ちていきました。
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【13:40】
あっという間に登山口。
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振り返ると百蔵山がきれいです。
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【14:22】
浄水場を過ぎてから猿橋駅までの舗装道が長いんです。
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硬い靴のおかげで、足裏がすっかり痛くなりました。

猿橋は駅から10分程度かかるようなので、今回はあきらめました。

【14:31】
猿橋駅に到着。
売店はないので、中央道をくぐって20号線沿いのセブンイレブンでビールを購入してください。
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ビール隊長の今日の一杯:

山頂を前に「頂」をいただきっ!
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後記


特に危険なところはないので、百蔵山の登りはきついけど、初心者にも美味しい山ではないでしょうか。富士山も堪能できるし、都内からのアクセスも良いし、オススメです。

梨ノ木平から大久保のコルまで、最初はのんびりと歩くことができます。しかし水場を過ぎたところからつづら折りが50以上続きます。斜度もそれなりなので、かなりこたえます。後日、この道を下りで使ったのですが、登ってきた老夫婦のご主人が「もう帰る〜!」とボヤいてました。

それでも踏ん張って、とにかく足を前に出し続ければ、扇山からの富士山の景色はサイコーです。強い日差しが顔に降り注ぐので、日焼け止めを塗っておいたほうが良いです。

百蔵山に向かうには大久保のコルまで戻り、そこから北西方向に歩きます。これがかなりの下りになります。そして宮谷分岐から百蔵山の山頂までは急登が続きます。奥多摩の山を歩き慣れていれば問題ないですが、汗を絞られて帰宅したら体重が2.6キロ減ってました。2日後には取り戻しましたが(笑)。

百蔵山の山頂は縦長に広がっています。富士山は斜め前方に見えていて、見え方は扇山の方が良かったかなと思います。でも丹沢や大菩薩など、いろいろな山が見えるのも楽しみです。

今回、本当にきつかったのは、桃蔵山を下山して浄水場から猿橋駅までの車道歩きでした。この日はアイゼン使用を想定してスポルティバの硬い登山靴を履いていったのですが、これで舗装された道を下っていくのは足に優しくないです。底の柔らかい、トレッキングシューズがお勧めです。

猿橋駅まで終始、百蔵山が見え隠れして、最後までお別れの挨拶をしてくれているようでした。


データ


▼コースタイム

鳥沢駅(08:28)〜<57分>〜(09:25)梨の木平(09:29)〜<1時間2分>〜(10:31)大久保のコル(10:31)〜<9分>〜(10:40)扇山(10:50)〜<11分>〜(12:01)宮谷分岐(12:01)〜<36分>〜(12:37)百蔵山(12:55)〜<45分>〜(13:40)百蔵山登山口(13:40)〜<1時間10分>〜(14:50)猿橋駅
  

▼使用した靴

LA SPORTIVA TRANGO ALP EVO GORE-TEX
雪はなく、アイゼンは使用せず。

百蔵山からの下山は、猿橋も大月も最後は車道歩きになります。登山道に危険箇所はないので、柔らかいソールの靴を履いていくと良いです。


▼使用した地図

「山と高原地図 高尾・陣馬」


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