高柄山・御前山 [山行]
2018年3月3日(土)
最近は早起きして山に出かけるのが億劫に感じられます。5〜6時ぐらいに起きて、日帰りでサッと行ってこれる山ってないでしょうか。
今回は駅からのアクセスの良さに魅力を感じて、山梨県の高柄山から御前山を歩くことにしました。高尾駅からわずか4駅目(四方津下車の場合)で、登山口まではわずか25分です。
昨年10月に上野原から御前山まで歩いて、その先の道が分からずに断念しているので、今回は逆コースを歩きました。
前回の記録→ http://yamatobeer.blog.so-net.ne.jp/2017-10-11
いやぁ、怖かった!多分二度と歩かないだろうな・・・。
四方津駅〜川合峠〜大丸山〜高柄(たかつか)山〜矢の目〜御前山〜登山口〜上野原駅
JR四方津(しおつ)駅。
駅に到着時にお腹が痛くなっていたのですが、男子用トイレは小のみ!我慢の一日が始まる予感。
いつも気になっていた、駅前の巨大エスカレーター。
コモアしおつという分譲住宅地につながっている、らし〜いですよ!
線路の南側に出るには、駅を出て左に進み線路をくぐります。
遊漁料の欄に「うなぎ」とあるけど、釣れるのでしょうか・・・?
「虹ます釣り大会」なんていうのも楽しそう。
山の上にコモアしおつが見えました。
【08:07】
登山口。この先で望遠レンズを設置した人たちを見ました。今月のダイヤ改正で引退するスーパーあずさ(E351系)でも撮影するのでしょうか。まぁ、私には関心がありません。
【08:30】
高柄山っぽいです。
【08:44】
立派な道が通っています。
【08:57】
間違って立ち入ってしまいそうな所には、ちゃんとロープが張ってあります。
【09:02】
高柄山の山頂までで、唯一嫌らしかったところがここです。
左は急な谷ですが、登山道が大きくえぐられていて狭まっています。
しかも落ち葉で深く覆われている上に、所々で落ち葉の下が凍った雪になっています。
【09:07】
富士山を見つけました!
【09:08】
御座敷の松。
かつて、武田信玄がここで休息をとったそうです。現在の松は2003年に植樹されたもの。
まだ新しい枝が散乱しており、最近、強い風雨があったと思われます。
【09:22】
【09:26】
一回林道に出たら、左に行きます。
かわいらしいテーブルと椅子が置かれていますが、ここで休息の必要性は感じません。
ここから再び登山道に入ります。
このあたりは林道も凍結しています。
【09:39】
再び林道に出たら、左に行きます。
ここから再び登山道に入ります。
すると、すぐに急坂を下ります。
【09:55】
そしてここを左に折れた先には・・・
「転落注意!」の坂が待ち受けています。
木に黄色い「キケン」テープが巻きつけてあり、緊張感を煽ってくれます。
「三度の飯より急な下りが好き」と言っていた時もあるのですが、膝を故障中の現在、ザレた急坂は気持ちが悪いものです。
【10:05】
千足峠。
【10:15】
根っこウジャウジャの斜面を登れば山頂!
【10:18】
高柄山の山頂は結構広いです。
先人のブログを見ると、「山頂までは起伏が激しくてタフな山です」的な書き込みがたくさんあります。
確かに地形図を見ると手前に小ピークが4つありますが、全然大したことはありません。
早めの昼食を済ませて、御前山に向かいます。山頂からの下りは急です。
【10:55】
何気ない道に見えて、実は滑落の恐怖に怯えながら慎重に歩いたところ。
【11:05】
看板の見えているところが矢の目。
【11:11】
古いけど、しっかりした造りの東屋があります。特に展望があるわけではないのに、なぜここに?
っていうか、この先御前山まで嫌らしい道が続くんだけど、ここだけのんびりした空気が漂っていて変な感じ。
東屋を過ぎるとすぐに急な下り坂となり、御前山の嫌らしい道が始まります。
【11:28】
この辺りも歩きにくかったところです。
【11:35】
写真ではなかなか伝わらないですね。
【11:43】
左わきを枯れかかった沢が流れています。
ここも狭い道が傾斜している上、落ち葉の下は泥っぽくて滑ります。
滑落しても高さはないのですが、やはり嫌ですね。
【11:47】
ここから道は大きく東に逸れて行きます。
【12:13】
御前山分岐。立派な道標が立っていますが、こんな道をそんなに大勢の人が歩くとは思われません。
【12:19】
ここからが最後の登りです。
上方に特徴のある岩が見えてきました。前回引き返した地点です。
ザレた上り坂に掴むところはほとんどありません。
岩を掴んだら脆くて崩れていきました。うまくバランスを保ちながら、木の根っこがあればそれを頼りに登ります。
やっと尾根に着いて、先ほどの岩のところに出ました。
【12:27】
高柄山の山頂は、この通りにあどけないものです。
上野原への下山もまったく侮れません。岩場ならばそれなりの降り方があるのですが、ご覧のように落ち葉の急斜面で掴むところがありません。
【13:02】
下山口。最後までご丁寧に急な階段です。この正面には墓地があり出迎えてくれます。
・御前山の登山道は極端に狭くて、谷側に偏り、落ち葉が積もったりザレていて滑りやすいところばかりです。ガタガタブルブルの恐怖が味わえます。足を一歩置くたびに「これで滑落かな?」と怯えました。
「山と高原地図」には高尾・陣馬編に掲載されています。観光客や初心者でごった返す高尾山と同じ地図なのに、ここの道が破線ではなく実線で書かれているのはちょっとおかしいです。とは言え、過去に滑落情報も見当たらないし、今回はすれ違った4名の対向者にも特に怯えた様子は見られませんでした。自分だけおかしいのかな?
・上野原は酒饅頭が名物のようです。江戸時代の古くに、甲州街道に集まった商人を目当てに酒まんじゅう屋が栄え、現在でも10軒ほどが残っています。
http://www.hakken-uenohara.jp/entry.html?id=106764
お店の多くは上野原駅の北側にあり、一番近い東山饅頭店でも駅から歩くと往復で40分ほどかかります。バス通りをクネクネと歩くと遠回りなので、駅を北側に出たら左手から斜面を登る長い階段があるのでこれを登ると35号線にぶつかります。
酒饅頭は1個90円ぐらいですが、温泉まんじゅうと比べるとかなり大きいです。
▼コースタイム
四方津駅(07:42)〜<22分>〜(08:04)川合峠(08:04)〜<1時間31分>〜(09:35)大丸山(09:35)〜<45分>〜(10:20)高柄山(10:35)〜<33分>〜(11:08)矢の目(11:08)〜<1時間8分>〜(12:16)御前山分岐(12:16)〜<14分>〜(12:30)御前山(12:35)〜<30分>〜(13:05)登山口(13:05)〜<30分>〜(13:35)上野原駅
▼使用した靴
Mammut T AENERGY GTX[レジスタードトレードマーク] MEN
落ち葉やザレ場でエッジが効かず、怖い思いをしました。
▼使用した地図
「山と高原地図 高尾・陣馬」
最近は早起きして山に出かけるのが億劫に感じられます。5〜6時ぐらいに起きて、日帰りでサッと行ってこれる山ってないでしょうか。
今回は駅からのアクセスの良さに魅力を感じて、山梨県の高柄山から御前山を歩くことにしました。高尾駅からわずか4駅目(四方津下車の場合)で、登山口まではわずか25分です。
昨年10月に上野原から御前山まで歩いて、その先の道が分からずに断念しているので、今回は逆コースを歩きました。
前回の記録→ http://yamatobeer.blog.so-net.ne.jp/2017-10-11
いやぁ、怖かった!多分二度と歩かないだろうな・・・。
行程
四方津駅〜川合峠〜大丸山〜高柄(たかつか)山〜矢の目〜御前山〜登山口〜上野原駅
アクセス
JR四方津(しおつ)駅。
駅に到着時にお腹が痛くなっていたのですが、男子用トイレは小のみ!我慢の一日が始まる予感。
いつも気になっていた、駅前の巨大エスカレーター。
コモアしおつという分譲住宅地につながっている、らし〜いですよ!
線路の南側に出るには、駅を出て左に進み線路をくぐります。
遊漁料の欄に「うなぎ」とあるけど、釣れるのでしょうか・・・?
「虹ます釣り大会」なんていうのも楽しそう。
山の上にコモアしおつが見えました。
【08:07】
登山口。この先で望遠レンズを設置した人たちを見ました。今月のダイヤ改正で引退するスーパーあずさ(E351系)でも撮影するのでしょうか。まぁ、私には関心がありません。
山行記録
【08:30】
高柄山っぽいです。
【08:44】
立派な道が通っています。
【08:57】
間違って立ち入ってしまいそうな所には、ちゃんとロープが張ってあります。
【09:02】
高柄山の山頂までで、唯一嫌らしかったところがここです。
左は急な谷ですが、登山道が大きくえぐられていて狭まっています。
しかも落ち葉で深く覆われている上に、所々で落ち葉の下が凍った雪になっています。
【09:07】
富士山を見つけました!
【09:08】
御座敷の松。
かつて、武田信玄がここで休息をとったそうです。現在の松は2003年に植樹されたもの。
まだ新しい枝が散乱しており、最近、強い風雨があったと思われます。
【09:22】
【09:26】
一回林道に出たら、左に行きます。
かわいらしいテーブルと椅子が置かれていますが、ここで休息の必要性は感じません。
ここから再び登山道に入ります。
このあたりは林道も凍結しています。
【09:39】
再び林道に出たら、左に行きます。
ここから再び登山道に入ります。
すると、すぐに急坂を下ります。
【09:55】
そしてここを左に折れた先には・・・
「転落注意!」の坂が待ち受けています。
木に黄色い「キケン」テープが巻きつけてあり、緊張感を煽ってくれます。
「三度の飯より急な下りが好き」と言っていた時もあるのですが、膝を故障中の現在、ザレた急坂は気持ちが悪いものです。
【10:05】
千足峠。
【10:15】
根っこウジャウジャの斜面を登れば山頂!
【10:18】
高柄山の山頂は結構広いです。
先人のブログを見ると、「山頂までは起伏が激しくてタフな山です」的な書き込みがたくさんあります。
確かに地形図を見ると手前に小ピークが4つありますが、全然大したことはありません。
早めの昼食を済ませて、御前山に向かいます。山頂からの下りは急です。
【10:55】
何気ない道に見えて、実は滑落の恐怖に怯えながら慎重に歩いたところ。
【11:05】
看板の見えているところが矢の目。
【11:11】
古いけど、しっかりした造りの東屋があります。特に展望があるわけではないのに、なぜここに?
っていうか、この先御前山まで嫌らしい道が続くんだけど、ここだけのんびりした空気が漂っていて変な感じ。
東屋を過ぎるとすぐに急な下り坂となり、御前山の嫌らしい道が始まります。
【11:28】
この辺りも歩きにくかったところです。
【11:35】
写真ではなかなか伝わらないですね。
【11:43】
左わきを枯れかかった沢が流れています。
ここも狭い道が傾斜している上、落ち葉の下は泥っぽくて滑ります。
滑落しても高さはないのですが、やはり嫌ですね。
【11:47】
ここから道は大きく東に逸れて行きます。
【12:13】
御前山分岐。立派な道標が立っていますが、こんな道をそんなに大勢の人が歩くとは思われません。
【12:19】
ここからが最後の登りです。
上方に特徴のある岩が見えてきました。前回引き返した地点です。
ザレた上り坂に掴むところはほとんどありません。
岩を掴んだら脆くて崩れていきました。うまくバランスを保ちながら、木の根っこがあればそれを頼りに登ります。
やっと尾根に着いて、先ほどの岩のところに出ました。
【12:27】
高柄山の山頂は、この通りにあどけないものです。
上野原への下山もまったく侮れません。岩場ならばそれなりの降り方があるのですが、ご覧のように落ち葉の急斜面で掴むところがありません。
【13:02】
下山口。最後までご丁寧に急な階段です。この正面には墓地があり出迎えてくれます。
後記
・御前山の登山道は極端に狭くて、谷側に偏り、落ち葉が積もったりザレていて滑りやすいところばかりです。ガタガタブルブルの恐怖が味わえます。足を一歩置くたびに「これで滑落かな?」と怯えました。
「山と高原地図」には高尾・陣馬編に掲載されています。観光客や初心者でごった返す高尾山と同じ地図なのに、ここの道が破線ではなく実線で書かれているのはちょっとおかしいです。とは言え、過去に滑落情報も見当たらないし、今回はすれ違った4名の対向者にも特に怯えた様子は見られませんでした。自分だけおかしいのかな?
・上野原は酒饅頭が名物のようです。江戸時代の古くに、甲州街道に集まった商人を目当てに酒まんじゅう屋が栄え、現在でも10軒ほどが残っています。
http://www.hakken-uenohara.jp/entry.html?id=106764
お店の多くは上野原駅の北側にあり、一番近い東山饅頭店でも駅から歩くと往復で40分ほどかかります。バス通りをクネクネと歩くと遠回りなので、駅を北側に出たら左手から斜面を登る長い階段があるのでこれを登ると35号線にぶつかります。
酒饅頭は1個90円ぐらいですが、温泉まんじゅうと比べるとかなり大きいです。
データ
▼コースタイム
四方津駅(07:42)〜<22分>〜(08:04)川合峠(08:04)〜<1時間31分>〜(09:35)大丸山(09:35)〜<45分>〜(10:20)高柄山(10:35)〜<33分>〜(11:08)矢の目(11:08)〜<1時間8分>〜(12:16)御前山分岐(12:16)〜<14分>〜(12:30)御前山(12:35)〜<30分>〜(13:05)登山口(13:05)〜<30分>〜(13:35)上野原駅
▼使用した靴
Mammut T AENERGY GTX[レジスタードトレードマーク] MEN
落ち葉やザレ場でエッジが効かず、怖い思いをしました。
▼使用した地図
「山と高原地図 高尾・陣馬」
2018-03-21 11:06
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コメント(2)
行きたいコースです。参考になりました。
by 斧ちゃん (2018-03-21 19:48)
行きたいんですか?
ぜひ行ってみて、リアルな感想を書き込んでください!
初夏になったら、メンバーで那須山に行きたいですね〜。
by ビール隊長 (2018-03-22 05:43)